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#12 大企業を退職・独立してから1年経ちました-A year has passed since I became a social entrepreneur-

July 21, 2017

 

こんばんは。

またしても、更新が2ヶ月ぶりになってしまいました。

 

普段日々の業務に追われてしまうと、ブログの更新の優先度が落ちてしまうのですが、たまにこうやって日々を振り返ったり、誰かに何かを伝えるという作業はどうやら僕にとって不可欠な時間なようです。脳みそが最適化される感じですね。

 

 

はい、ということで、2ヶ月ぶりになりましたが、気づけば今日は2017年7月21日。昨年Deloitteを卒業してから1年が経ったことを、facebookが教えてくれました。そして、2017年6月30日をもってNPO法人SAMURAI MEETUPSは第一期を無事終え、7月1日より第二期に入りました。

 

多くの皆様のご支援のおかげで第二期を迎えられたこと、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

そして、この記事では、ここ2ヶ月の仕事の振り返りと、1年間NPO法人を経営して見て感じたことについて綴ってみようと思います。

 

 

 

ここ2ヶ月間の大きな出来事としては、2つ講演の場を頂いたことです。

 

最初が6月に自身が修了した「慶應義塾大学150周年記念事業 福澤諭吉記念文明塾」にて、「未来の絵を描くーはじめる。つづける。」というセッションに登壇させて頂きました。

実際に社会貢献活動を「はじめた」存在として、SMUの立ち上げの経緯から現在の活動について、塾生と対話と議論をする時間を頂きました。

 

福沢諭吉記念文明塾では、3ヶ月間のプログラムの最後に「未来貢献活動」を立案することが求められるのですが、このセッションは最終発表の約2週間前。提案内容が纏まらない焦燥感とチームが上手くマネジメントできず葛藤に襲われていた4年前の自分を思い出しながら、塾生の背中を押せるような言葉は何か考え、以下の内容について話をしました。

 

 

●活動のリーダーへ

・社会貢献活動を牽引するのは「原体験」を有している人。原体験は強烈で持続的なモチベーションになるため、リーダーは活動を推進する中で他のメンバーにも「原体験を作ってあげる」動きを行いながら、メンバーの共感ポイントを作り巻き込んで、活動を推進していく必要がある。

・しかし、社会貢献活動を行うチームメンバー全員が原体験を有している必要はない。人の好みが人の数だけあるように、活動に対して求めているものも人それぞれバラバラで、原体験以外にも活動に「やりがいがある」「楽しい」と感じる部分は個人のモチベーションとなりうる。そのため、リーダーは各メンバーとの対話を通じて「何を活動に求めているか」「何を楽しいと感じるか」を的確に見抜き、そのような場を提供し続ける必要がある。

 

●活動のフォロワーへ

・チームのリーダーだけでなく、他のメンバーも自分と活動の接点を見つめ直す必要がある。「何故自分は活動に携わったのか」「活動の何が楽しいと感じるのか」というのは、意外とすぐに言語化できないことが多いが、じっくり考え言語化することで、改めてモチベーションが高い状態で活動にコミットできる。

・4年前、私はセッションの場で全体で質問できたのはたったの3回だった。社会人と学生が混在し、学生も一部な優秀な学生が目立っている中、なかなか質問や発言することが怖い学生ももしかしたらいるかもしれないが、私もそうだったただ、3ヶ月間が終わってしまえば、同期の目なんてはっきり言ってどうでも良くなる。そのため、今からでも残り2週間、後悔しない選択をして、気持ちよく文明塾を修了してほしい。

 

□慶應義塾大学150周年記念事業 福澤諭吉記念文明塾

http://www.fbj.keio.ac.jp/

 

 

 

次に、7月には独立行政法人 中小企業基盤整備機構が運営する「TIP*S」にて、自身の活動とキャリア観についてお話しさせて頂きました。

TIPSでは、社会貢献活動に興味を持っていらっしゃる社会人の方、すでに地域創生に携わっていらっしゃる方々が対象のセッションのため、「何が自分を変えたのか」「SMUの描く未来について」の以下の2つについての話をさせて頂きました。

 

 

●何が自分を変えたのか

振り返ってみると、独立した1番大きな理由は、自分の生きる価値を大きくしたかったから、というシンプルなものだった。周囲への期待の高まりや様々のご縁もあったが、1番は前職にて中小企業の上場支援や、スタートアップの支援を通じて、ベンチャー経営者の生き様に魅せられたという部分が大きかった。そして、何よりも彼らの生き方に対して、自分の視座の低さが悔しかった。ある経営者にもらった「自分が生まれなかった世界と、自分が生まれた世界の差、それが自分自身の価値だ」という言葉は今でも忘れられない。そんなとき、自身の原体験と課題感と憧れる生き方の交差点に向かって、勢いよく飛び出した当時はカッコよく「卒業」と言っていたが、今思えば緊急脱出のような形の独立だった。

 

●SMUの描く未来について

実は、全く同じ内容について、6月20日にTOKYO FMにて全国放送して頂きました。その内容を、放送頂いた内容のままシェアさせて頂きます。
 

"私がこの活動を通じて伝えたいことは3つあります。
 

第一に、世界へ日本の魅力を伝えていきたいです。日本にはまだまだ世界へ誇れる文化が数多く眠っています。そのため、潜在しているコンテンツを掘り起こし、外国人向けに企画と発信を行うことで、地域への外国人の誘致を促進させ、将来的には日本のどこに外国人が足を運んでも、満足してもらえるような社会を創っていきます。
 

第二に、日本人へ日本の魅力を伝えていきたいです。私はインバウンドというのは、単に外国人に満足してもらうということのみを目的とするのではなく、日本人が異文化と接することにより、改めて自国の文化や地域についての理解を深め、魅力を再認識できる機会だと捉えています。また、その結果、異文化の相互理解にもつながり、違いを受け入れる文化を日本に醸成できると考えます。そのため、今後は教育機関との連携も深め、世界の文化を受け入れ、日本の魅力を世界へ発信できる、真のグローバル人材の育成に、携わっていきたいと考えています。
 

第三に、全ての社会人と学生へ“好きなことを仕事にする”という生き方を伝えたいです。インターネット社会が普及し、簡単にどんな情報でもアクセスできる時代になった今、キャリアパスが増えた一方、あまりの選択肢の多さに生きづらい思いをしている人は多数存在しています。また、この経済が低迷している中で、現実的な意思決定を行った結果、仕事にやりがいを感じることが出来ずに、生きるために働いているという人も少なくありません。そのような中で、好きなことを仕事にするという生き方を自身が体現し、日本社会に伝え続けることにより、多くの人が仕事に満足し、自身の夢を叶えることができるような、そんな未来の日本社会を創っていきたいです。”

 

 

□TIP*S(ティップス)

http://tips.smrj.go.jp/events/

 

 

 

また、昨日は日経BP社が主催する国内最大級のインバウンド業界の祭典「INBOUND JAPAN 2017」のINBOUND PLUS掲載企業ブースにSMUが出店させて頂きました。今後、プレスリリースにて発表させて頂く新商品を手に、インバウンド同業者様、インバウンドに関心がある事業者様に向けて、PRさせて頂きました。

 

□INBOUND PLUS
https://inboundplus.jp/

 

 

 

そして、最後にNPO法人を1年間経営してみて感じたことを、まとめさせて頂きます。

 

 

●残念ながら、NPO法人=ボランティア団体と思われることはまだまだ多い

 

NPO法人経営者の諸先輩が口を揃えておっしゃられていたことを身を以て体感しました。

寄付文化や社会起業家的な生き方が浸透していない日本において、NPO法人とボランティア団体と誤認されていらっしゃる方はまだまだ少なくありません。

 

NPO法人とは「特定非営利活動法人」のことであり、非営利というのは”営利獲得を目的とせず、獲得した利益を事業投資することで社会価値を最大化させることを目的とする”ことを意味しています。つまり、NPO法人=利益を獲得しない、という認識は間違っており、NPO法人も事業を継続する上で利益獲得は株式会社と同様に必須になります。特に、NPO法人も株式会社と同様に、活動を大きくするためには常勤で携わるメンバーが必要であり、株式会社の社員と同じく事業に携わるためには生活資金が必要となるため、社員の人件費分の利益獲得はマストになります。

 

しかし、Non-Profitなんだからボランティアじゃないの?という間違った認識を持ってる方は以前として多く、例えば企業との共同プロジェクトの内容が固まり、見積表を出したタイミングで首を傾げられることも少なくなりません。そこで、今後はSMUがNPO法人のスタートアップとして、より大きな社会価値を創出し、より大きな適正対価を得ることで、社会的影響力を持つNPO法人として成長し、そのような社会の間違った認識を変えていきたいと、思っています。

 

 

●ソーシャルセクターの仕事は綺麗な言葉で綴られるものが多いが、実際に社会活動を経営するというのは心理的負担を伴う過酷な業務である

 

「まちづくり」「地域創生」「教育改革」等々、ソーシャルな世界の活動はまるで政治家のマニフェストに含められるような綺麗な言葉で書かれるものが多いですが、実際はとても泥臭い業務であることはもちろんのこと、その経営となると、非常に過酷な世界だと感じています。

 

例えば、「観光まちづくり」というのは、今オリンピックを前にしたインバウンドマーケットの拡大とともに広まっている言葉ですが、観光地には様々な事業者が存在しており、各事業者の利害調整にとても工数がかかる業務であることや、地域資源を活用したマネタイズモデルの立案は相当な地域に対するインプットと経営目線とファイナンスの知識が必要とされるため、一定以上のスキルがなければ成果を出すことは難しい世界です。

 

さらに、その事業体の経営となれば尚更です。上述のような、世間での誤認識があることや、株式会社と異なり出口戦略を立てにくい環境下で、シリアスな社会課題と向き合って、コミットメントの異なる多様なメンバーを巻き込んで最終責任者として事業を運営するのは、相当精神的にもプレッシャーのかかる仕事です。

 

 

●それでも、NPOは面白い

 

NPO法人に対する誤認識や、ソーシャルセクターの仕事の泥臭さ、強いメンタルが必要となる社会事業の経営について、つらつら書かせて頂きましたが、

 

じゃあ何でそれでも続けるのよ?

 

と聞かれると、やはりそれは、

 

SMUがいない世界よりも、SMUがいた世界の方が、きっと明るくハッピーな未来になるんじゃないかと確信を持って言えるから、そしてそれを仲間と実現したいから。

 

なんですよね。

 

 

まだ、何か大きなことを成し遂げた訳でもないし、何か正解が見つかってる訳でもない。

それでも、今持っている仮説には自信がある。

そこで、それをこれから証明していくことで、より良い世界を作っていけたらと思います。 

  

 

ということで、第二期もNPO法人経営者として頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。

その1つの方法として、今話題の「VALU」も6月から登録してますので、ぜひ見て頂けたら嬉しいです。

https://valu.is/kokimiyashita
 
 

 

最後に、5月末にSNSで多くシェアされていた、フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグの母校ハーバード大学の卒業式でのスピーチの一文が、当時NPO法人の運営で悩んでいた自身にとってとても胸に残った言葉だったので、紹介します。

 

"Change starts local. Even global changes start small — with people like us. In our generation, the struggle of whether we connect more, whether we achieve our biggest opportunities, comes down to this — your ability to build communities and create a world where every single person has a sense of purpose.
 
変化はローカルに始まります。グローバルな変化も最初は小さく始まる。僕らのような、僕らの世代において、もっと多くの人を繋ぐことができるかどうか、僕らの最大の課題が実現できるかどうかは、全てこのことにかかっているんです・・・あなたがコミュニティを創り出し、そしてありとあらゆる人が、自分の人生に目的感を感じられる世界を創り出すことができるかどうかにね。"

 

□ザッカーバーグのハーバード卒業式スピーチが感動的だったので日本語訳した。

http://keizokuramoto.blogspot.jp/2017/05/blog-post_74.html?spref=fb

 

 

2017.07.21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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"Parallel Career"とは、仕事・趣味・社会の3点の交わる場所で生きることです。言い換えれば、自分のスキルを自分の好きなことに活かして、他の誰かを笑顔にすることで、社会貢献する新しい生き方です。

 

このブログを通じて、Parallel Careerという新しい概念を、インバウンド会計士という視点でご紹介出来ればと思います。

What is Parallel Career?
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Koki Miyashita / 宮下 晃樹

Carstay株式会社 代表取締役 / NPO法人SAMURAI MEETUPS 代表理事 / 公認会計士 / 一般社団法人モバイルハウス協会 監事 


1992年3月生まれ。ロシア出身。
大学時代にアメリカへの留学経験を経て、“訪日外国人に忘れられない体験をプレゼントする”、 NPO法人SAMURAI MEETUPSを2014年に創業。外国人と地域を繋ぐ活動を80名のメンバーと共に推進。4年間で延べ1200人の訪日外国人を地域でガイドした経験から、外国人旅行者の車移動の課題と、地域の2次交通の課題を実感。そこで、2019年1月に、“快適な移動と感動体験を創出するプラットフォーム”、Carstay(カーステイ)をリリース。”VANLIFE(バンライフ)”という新しい旅のカタチを提唱する。2019年は自製モバイルハウスを製作予定。

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